ブロッコリー
原産地は地中海沿岸。キャベツやカリフラワーと同じ野生種から進化した緑黄色野菜です。食用にしているのが、花の蕾(つぼみ)の部分で、ラテン語の“ブロッコ(萌芽)”が名前の由来といわれています。ヨーロッパでは古くから親しまれていたようで、パスタやチーズとの相性も抜群。クセが少ないので茎や葉も食べやすく、サラダや炒め物、シチューに味噌汁の具など、幅広いメニューに活躍します。

色鮮やかなつぼみが主役。サラダやシチューに。
主な産地は、秋から春にかけては香川県・徳島県・鳥取県、夏は北海道、長野県など。
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旬
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旬
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冬にしっかり摂りたい、ビタミン群
ブロッコリーには皮膚や粘膜の働きを助けるビタミンAが豊富。ビタミンCも多く含まれています。カルシウムの代謝を促すビタミンKも含まれています。
疲れた身体を助ける栄養色々
活性酸素の働きを抑えるブロッコリー特有の栄養素、スルフォラファンが含まれています。また、味覚や肌の健康を守る亜鉛やカルシウム、鉄などのミネラルも含まれています。
栄養を考えた、料理のポイント
ビタミンCは水に流れ出やすいので、茹でる時は固めに仕上げるくらいがベスト。また、ビタミンAは油と相性が良いので、炒め物やフライがおすすめ。香ばしさと甘みを引き立てます。
上手な選び方
つぼみが固くて中央が盛り上がっているもの、つぼみの色が紫がかっているものが甘くておいしいといわれます。花が咲いて黄色くなっているものは味が落ちているのでやめましょう。
春、夏、秋と3回の栽培に分けて収穫され、一年を通して出回りますが、11~12月頃の出荷が一番多いようです。