旬の食材図鑑

トマト(とまと)

今でこそ、ソースにしたりベースにしたりとお料理で大活躍のトマトですが、昔は『有毒性植物』だと信じられており、観賞用にされていたそうです。日本でも、『 唐 柿 』 や 『 アカナス 』と呼ばれ、観賞用として利用されていたのが、明治以降にやっと食用にされるようになったとか。

トマト(とまと)

旬の夏は、そのままガブっとみずみずしさを感じて。

サラダにシチュー、ケチャップなどなど、いろんなお料理に使えます。

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トマトの色は、栄養満点の証だった!

油を使ってリコピンをかしこく摂取

トマトの赤色を生み出す『 リ コ ピ ン 』という成分。このリコピンには、β‐カロテンの倍の抗酸化作用がありがんや動脈硬化等を防ぐ働きが期待されています。『リコピン』は熱に強く、油や脂肪分と同時に摂取すると吸収率が高まるので、炒めたり煮たり、様々な料理法でお召し上がり下さい。

カロテン&ビタミンCも豊富

トマトの橙色や黄色を生み出している『カロテン』や『ビタミンC』も豊富に含まれています。
カロテンは熱に強い成分ですが、ビタミンCは熱に弱いのですばやく調理して食べるか、生食でどうぞ!

品種による違い

いま、市場に頻繁に出回っているトマトは特徴や形態から大きく4種類に分けられているそうです。
それぞれの特徴は・・・
・丸玉・・・さまざまな品種があって、名前の通り形が丸い。
・桃太郎・・・丸玉の一種。果皮がかたく、果肉がぎっりし詰まっているので完熟してから収穫ができ、甘みが強い。
・ファースト・・・酸味や臭いが少ない。
・ミニトマト・・・小型のトマト。一般的に小粒の方が甘みが強いと言われている。

料理のポイント

生で食べる場合は、青くて新鮮なものを。煮込む場合は、完熟した赤いものをどうぞ!

参考資料:オールフォト食材図鑑/五訂増補 食品成分表
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