旬の食材図鑑

玉ねぎ(たまねぎ)

玉ねぎを切ると、涙がぽろぽろ出てきてしまう時ってありますよね。これは玉ねぎに含まれる『 アリシン 』という刺激物質が気化して目を刺激するせい。水につけながら切ると、水にアリシンが溶けて気化しなくなり、刺激もありません。やりにくい場合は、冷蔵庫で数時間冷やしてから切るのもよいそうです。

玉ねぎ(たまねぎ)

今の時期こそ、玉ねぎ嫌いさんもどうぞお試しを!

水分が多くてやわらかくって・・・・辛みの少ない新玉ねぎ。

  • 3月

  • 4月

  • 5月

  • 6月

  • 7月

  • 8月

  • 9月

  • 10月

  • 11月

  • 12月

  • 1月

  • 2月

あの臭いに、こんな働きがあったとは~!

独特の刺激臭には、こんな役割が!

あの独特な刺激臭が苦手な人も多いかもしれません。あの臭いの正体は、硫化アリルや硫化プロピルというものでビタミンB1の吸収を助ける働きがあるのです。

まだまだある、こんな働き!!

硫化アリルや硫化プロピルは他にも、強い殺菌作用や、消化酵素の分泌、脂肪の分解を促進する作用があるといわれています。体に嬉しい成分がいっぱいの玉ねぎ、旬の時期は辛みも少ないので、ちょっと苦手・・・な方もぜひお試し下さい。

選び方のポイント

よく乾燥していて、皮が透きとおるような茶色のものを選んで。身がしっかりしているものがベストです。芽が出ると、鮮度も味も落ちてしまう可能性があるのでご注意下さい。

保存方法

冷暗所で常温保存してください。風通しのよい場所で乾燥した状態を保ってください。湿気等にはご注意くださいね。

参考資料:オールフォト食材図鑑/五訂増補 食品成分表
一覧に戻る

ion-ios-arrow-up