苺(いちご)
苺はバラ科の多年草で、春を代表するフルーツです。元々は北米東部と南米チリが原産ですが、ヨーロッパへ伝わって交配され、今の栽培種の原型となりました。日本で栽培が始まったのは明治初期。最近では栽培技術や品種の改良が進み、いろんな風味を幅広い期間、楽しむことができるようになりました。

甘酸っぱい春の香りを、デザートに
旬は春。全国で栽培され、品種によっても産地が異なります。
- 3月
旬
- 4月
旬
- 5月
旬
- 6月
- 7月
- 8月
- 9月
- 10月
- 11月
- 12月
- 1月
- 2月
赤い実に、ビタミンCたっぷり!
いちごはビタミンCを豊富に含み、内蔵機能を助け、新陳代謝や疲労回復に働きかけます。また、赤い色はアントシアニン色素。視物質の合成促進を助けるので、眼精疲労の栄養補給にもおすすめです。
上手な選び方
ツヤがあって形がととのっているもの、ヘタが緑色でみずみずしいものはおすすめ。実の部分のつぶつぶがしっかり立っているのも鮮度の良い目安になります。濃い赤色が甘そうに思えますが、品種によってはあまり赤く色づかないものもあります。
ヘタは洗ってから取りましょう。
ヘタを先に取って洗うと、ヘタの部分から水分が入り水っぽくなります。
同時にビタミン類も流れ出るので、食べる直前に洗うのがおすすめです。
主な産地は、九州では福岡、佐賀、熊本など。関西では奈良や兵庫などです。