ほうれん草
シルクロードを渡って17世紀頃に日本へやってきたといわれるほうれん草は、古くから日本の食卓で親しまれてきた緑黄色野菜の代表格。
鮮やかな緑の葉をさっと茹で、おひたしやお鍋、クリームシチューと、冬のメニューにも大活躍です。冬のほうれん草はゆっくりと育って冷たい霜の中で糖度を上げるので、甘みと共に栄養もたっぷり。寒さの深まる今が、まさに食べ頃です。

寒さと共に増す甘さを、おひたしやお鍋に。
旬は冬。
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ビタミン豊富な緑黄色野菜
ビタミンA、B群、Cなどがバランス良く含まれています。肌や粘膜を健康に保つ働きがあり、風邪が気になる時期には多めに摂りたい栄養素です。また、体内でビタミンAの働きをするβ-カロテンも豊富です。
女性にうれしい、葉酸&鉄分
赤血球を作るのに役立つとされる葉酸が豊富。葉酸はほうれん草から発見された栄養素で、貧血が気になる女性や乳幼児にもおすすめです。また、ほうれん草には鉄分も含まれ、葉酸の働きを助けます。体内の塩分の排出を助けるカリウムや食物繊維も含まれています。
茹で方のポイント
沸騰させたたっぷりのお湯にほうれん草を立てて入れ、茎だけを約10秒、次に葉まで入れて約20秒茹でます。その後、流水で水洗いします。短時間で茹でることで歯ざわり良く仕上がり、栄養分も多く残せます。
アクを上手にやわらげる調理法
ほうれん草にはエグ味の元となるアク、シュウ酸が含まれています。シュウ酸はカルシウムや油分と合わせることでやわらぐ性質があるので、削り節と混ぜるおひたしやドレッシングをかけるサラダ、クリームシチューなどはおすすめです。
年間を通して栽培されているほうれん草ですが、冬が旬で栄養も風味も一段と良くなります。